あご髭はどんな人におすすめ?顔の形別に似合うデザインを紹介
あご髭を生やすスタイルは多くの男性に人気ですが、髭の生え方や顔の輪郭などさまざまな要素によって見え方や印象が変わります。
この記事では、あご髭はどのようなデザインにしたら良いのかを顔の輪郭別に解説します。
あご髭とは、あご周辺に生える髭のことです。
具体的には、横の範囲はあごの中心からエラの部分まで、縦の範囲はあごの中心から喉仏の周囲までに生える髭を指します。
口まわりの髭に比べて広範囲に生えるため、顔の印象を大きく変えることができるのが特徴です。
例えば、広範囲に満遍なく生やすとワイルドな印象を、あごの中心にワンポイントで生やすと柔らかい印象を与えることができます。
ここからは、あご髭を生やす際に知っておきたいポイントと、あご髭が似合う方の特徴を見ていきましょう。
密度
あご髭をおしゃれに生やすなら毛の密度が大切です。
髭の密度がなかったり毛が細いという方は、伸ばしてもまばらになってしまうため、おしゃれなデザインをしたいと思っていてもボリュームが足りない場合があります。
また、ある程度濃く生えていないと不格好な印象を与えてしまうので、注意しましょう。
彫りの深さ
顔の彫りが深い方は、あご髭が似合う傾向にあります。
顔のパーツの一つひとつが立体的ではっきりしている方は、髭を生やすことで元々備わっている顔の立体感をより際立たせられるため、渋い雰囲気を演出できるでしょう。
肌の焼け具合
あご髭は、白い肌より日焼けをした方のほうが似合いやすい傾向があります。
あご髭はワイルドな印象を与えるので、褐色肌の方や肌が焼けている方のほうがマッチしやすいです。
しかし、肌が白いからといって必ずしも似合わないというわけではないので、自分に合ったデザインを探してみてはいかがでしょうか。
顔の輪郭は「丸顔」「四角顔」「面長顔」「卵顔」「逆三角顔」「ベース顔」の6種類に分けられます。
また、一口にあご髭と言っても、生やす範囲や髭の長さ、シルエットなど、生やし方はさまざまあり、顔の輪郭によって似合うデザインも異なります。
ここからは、おしゃれなあご髭の生やし方を顔の輪郭別に解説します。
丸顔
丸顔の男性は、あご髭を使って丸い輪郭を隠して顔を細く見せるデザインがおすすめです。
まず、あご髭は全体的に生やします。可能であれば、もみあげのほうまで生やすのが良いでしょう。
そして、頬骨の下のラインに沿って角度を付け、シルエットを形成していきます。そうすることで輪郭の丸さが目立たなくなり、キリッとした印象の顔に仕上がります。
もし、広範囲にあご髭が生えない場合は、あごのラインに沿って、先端に向かって細くなるように整えてあげると、シャープな印象を作り出せます。
四角顔
四角顔の男性は、輪郭をより立体的に見せるデザインがおすすめです。
髭を生やす場合は、全体的ではなくあご先辺りにのみ生やします。毛量は減らさず、いかりマークのように中心が細めになるように整えましょう。
これらのデザインは「口髭なしのゴーティ」や「プチゴーティ」とも呼ばれており、もみあげ部分の髭を剃ることで下あごの輪郭を際立たせてくれます。
面長顔
面長顔の男性は、顔の長さが強調されすぎないデザインに整えましょう。
まず、頬骨に近い髭は、顔の縦のラインが強調されより面長に見えてしまうのでなるべく剃るのがポイントです。
あご全体に髭を生やす際は、耳の下あたりからフェイスラインに沿って下あご全体に円を描くように髭を生やす「チンストラップ」スタイルで細く整えます。
また、あご髭全体に厚みを持たせた野生味あふれるデザインも、面長顔のシルエットを緩和してくれるのでおすすめです。
下あご全体に髭が生えない場合は、下あごの中央に髭を縦に細く整えたデザインにすることで個性的な印象を与えられます。
このようなスタイルは「チンストリップゴーティ」と呼ばれます。
卵顔
卵顔の男性は、顔の形のなかでバランスのとれた顔であり、理想的な輪郭を持っています。
基本的にどんなデザインにしても似合うので、自分の好みや気分によってデザインを変えるとより髭のおしゃれが楽しめるでしょう。
あご先だけ生やしても良いですし、あご全体にラインを整えて生やしても良いです。無精髭のように全体的に短く整えた髭も様になります。
いくつかのデザインを試してみて、自分が一番しっくりくると思ったものを採用してみてください。
逆三角顔
逆三角顔の男性は、細いあごをカバーするように生やすデザインが適しています。
まず、可能であれば下あご全体に髭を生やし、「チンストラップ」と同じように耳下までつなげましょう。
髭の長さは、あご下までしっかりと覆える程度まで伸ばします。
このように、あご全体に髭のボリューム感を作ることで細いあごを隠し、力強さを演出してくれます。
ベース顔
ベース顔の男性は、輪郭を生かしたデザインが似合うため、四角顔の男性と同様にあご先に生やすだけに留めましょう。
あご髭の長さと毛量はたっぷりと残し、耳の下や頬骨のまわりは短くカットし整えることで輪郭を活かした力強い印象を与えられます。
しかし、エラが目立ち、顔が大きく見えるのが嫌な方もいるでしょう。
その場合は、あご全体を囲むようにして髭を生やすのがポイントです。
エラを隠すことで、小顔に見せることができるだけでなく、髭の長さを伸ばすことで陰影ができるので、さらにエラが目立ちにくくなります。
あご髭の整え方
顔の形別にあご髭を整えてみたいという方は、正しい方法や手順を覚えておくことが大切です。
以下の記事で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。
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髭の生やし方にはさまざまな種類がありますが、なかでもあご髭を生やすスタイルは、挑戦しやすいデザインです。
しかし、あご髭は髭の濃さや顔の彫りの深さ、輪郭によって似合うデザインは大きく異なります。
今回紹介したデザインを参考に、自分に合ったあご髭のデザインを見つけましょう。