髭剃りの正しいやり方、処理前後のケアについて解説
髭を剃る際に、「髭を剃るときに出血してしまう」「肌がヒリヒリして傷む」などの悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。正しい剃り方やケア行うことでそのような問題を防ぐことにつながります。
この記事では、正しい髭剃りのやり方や処理前後のケアについて紹介します。
髭剃りには正しいやり方で行わないと、剃り残しが目立ってしまうばかりか、肌を傷つけてしまうリスクが高くなります。
髭剃りの正しいやり方は、以下の通りです。
1:髭を剃る前に必ず洗顔をする
2:髭と皮膚を十分に温める
3:シェービング剤をまんべんなく塗る
4:毛の流れに沿って髭を剃る
5:シェービング剤と髭を洗い流す
6:肌を十分に保湿する
これらは、肌を傷つけず剃り残しを最小限に抑えるために必要です。それぞれのやり方にコツがあるため、1つずつ紹介します。
髭を剃る前に必ず洗顔をする
髭を剃る前の洗顔は、肌の健康とカミソリの衛生面を保つことのできる手段です。
ぬるま湯で顔全体を十分に濡らした後に洗顔料を使用して優しく肌の汚れをとりましょう。
就寝中は肌の代謝を行う期間であるため、老廃物が多く分泌されます。
つまり起床後の肌には雑菌が多く潜んでいるため、すぐにカミソリで髭を剃ると肌の雑菌を塗り広げてしまうだけでなく、カミソリにも雑菌が繁殖してしまいます。
肌の健康を保つ面でもカミソリの衛生面でみても髭を剃る前に洗顔をするようにしましょう。
髭と皮膚を十分に温める
髭と皮膚を十分に温めることは、肌に負担をかけずに髭を剃るために非常に大切です。
床屋などでよく髭を剃る前に温かいタオルで髭を剃る部分を覆っているのを体感、もしくは目にした機会はないでしょうか。
髭や周辺の皮膚を温めることで毛が柔らかくなるので、刃に毛が引っかかることが軽減されます。
自宅で行うとなると、やや面倒に感じる方も多いかかもしれませんが、剃り残しを抑えるためにも実践してみてください。
シェービング剤をまんべんなく塗る
肌を十分に保湿した後は、シェービング剤の塗布へと進みます。
ここで重要なポイントはまんべんなく塗るということです。
長持ちさせたいという気持ちも分かりますが、シェービング剤の使用が少なければその分肌へのダメージが大きくなりやすく、剃り残しも目立つようになってしまいます。
髭の目立つ部分はだけでなく、カミソリの刃を当てる可能性がある部分までしっかりと塗り込みましょう。
毛の流れに沿って髭を剃る
髭を剃る際は、やみくもに剃るのではなく毛の流れを意識することが大切です。
以下の3つの剃り方があります。
・順剃り:毛の生えている方向と同じ向きにカミソリの刃を入れる
・逆剃り:順剃りの後に剃り残した毛を手入れする
・張り手:順剃り、逆剃り後に最終的なお手入れとして皮膚を引っ張りながらおこなう
シェービング剤と髭を洗い流す
髭を剃り終えたら丁寧に洗い流します。
水が冷たすぎると髭の残りがすすぎにくく、熱すぎると潤いを保つために必要な油分まで洗い流してしまうため、ぬるいと感じる程度の温度でしっかり洗い流してください。
洗い流しが不十分だと、肌に付着した薬剤に雑菌が繁殖し皮膚がかゆくなったり、肌荒れの原因となってしまうため注意が必要です。
特に、耳の後ろやアゴの下などフェイスラインは見落としがちなポイントでもあるため念入りに洗い流しましょう。
肌を十分に保湿する
髭剃りの最終段階で再び保湿をすることで、乾燥から肌を守り、雑菌の繁殖を抑えることができます。
洗顔後の保湿よりも、髭剃り後の保湿を念入りに行いまんべんなく塗布することを意識しましょう。
すでに肌が傷ついておりローションや保湿クリームが染みるという方は肌の状態が悪化してしまう可能性があるため、必ず皮膚科を受診してください。
肌質に合った商品を使用して、髭剃り後の肌の傷つきを予防しましょう。
髭の剃り方が分かったとしても、その後のケアを正しくおこなわなければ肌の健康状態が悪化し、髭剃りをした際の肌への負担が重くなっていってしまいます。
アフターケアは髭剃り後できる限り早く行うことが大切です。時間がたってしまうと乾燥によって、肌荒れになる可能性があります。
その際は化粧水だけではなく乳液やクリームで蓋をし、乾燥を防ぐようにしましょう。
髭剃りの正しいやり方と処理前後のケアについて紹介しました。
髭剃りを正しく行うことで、ヒリヒリ感を防ぐことにつながります。
正しいやり方やケアをすることで肌への負担を減らし、快適に髭剃りを行いましょう。