顔そりをすると毛が濃くなるのは本当?原因と対策方法を解説


顔そりは、化粧のりが良くなったり、肌がトーンアップしたりなど、さまざまな効果が見込めます。
しかし、「顔そりをすると毛が濃くなる」と聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、顔そりをすると毛が濃くなると不安に感じている女性に向けて、毛が濃く見えてしまう原因や対策、おすすめの処理方法を紹介します。
「顔そりをすると毛が濃くなる」という話は誤りで、毛をそるだけで濃くなることはなく、「濃くなったように見えている」だけと言われています。
まずは、その理由について解説します。
顔そり後の毛が濃く見える理由
顔そりをした後の毛は、先端が平坦になります。
毛は先端が細く伸びるわけではなく平坦のまま伸びていくため、毛が濃くなったように見えてしまうのです。
ほかにも、シェービング剤を使わずにそったり、同じ場所を何回もそったり、顔そり後に保湿を怠ったりすると、毛穴が開き、黒ずんで見えてしまうことがあります。
その黒ずみが、毛が濃くなったと感じる原因でもあるようです。
シェービングサロンや理容室には、理容師免許を持ったスタッフが在籍しています。
プロによるシェービングなら肌を傷付けるリスクが低いうえ、1回の施術で顔のうぶ毛がなくなり、そり跡も目立たず濃く見えにくいでしょう。
また、なかには顔そりと同時に美肌ケアをおこなってもらえるシェービングサロンや理容室もあり、うぶ毛以外の肌の悩みを相談できるのもメリットです。
顔そりのみであれば1回1,000円程度からおこなってもらえる場合が多いですが、何度も通うとなると、自分で処理するよりもコストがかかる点がデメリットと言えるでしょう。
続いては、カミソリを使って自分で顔そりをする際に、毛が濃く見えてしまうのを防ぐコツを紹介します。
詳しい顔そりの方法については、以下の記事も参考にしてみてください。
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シェービング剤を必ず使用する
自分で顔そりをする前には、肌に付いている汚れをしっかりと洗い流したうえで、シェービング剤を塗ります。
顔そりをすることで肌にダメージを与えることもあるので、シェービング剤を塗って肌に負担をかけないように保護しましょう。
力を入れてそらない
顔そりをする際は、シェービング剤を丁寧に剥がすようにしながら、力をかけずにゆっくりとカミソリをすべらせましょう。
ほくろやニキビなどには、カミソリの刃が当たらないように避けることもポイントです。
同じ部位は1回でそる
同じ部位に何度も刃を当てていると肌に負担がかかるため、なるべく1回のストロークでそることが重要です。
刃を肌に対して寝かせて、毛の流れに逆らうようにカーブに沿ってカミソリを動かしましょう。
保湿はしっかりとおこなう
顔そりを終え、濡れたタオルで顔を拭いた後は、化粧水や乳液を塗って肌を保湿しましょう。
化粧水は、アルコール成分が配合されていない肌に優しいものがおすすめです。
張り手をする
顔そりをするときは、うぶ毛を起こして根元からそるためにも、皮膚をカミソリを動かす方向と反対に軽く引っ張る「張り手」をおこないましょう。
張り手を含む、顔そりのコツについては以下の記事も参考にしてみてください。
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カミソリで顔そりをするのであれば、肌に優しい商品を使用しましょう。
ここからは、特におすすめのカミソリを紹介します。
トーンアップフェイススムーサー
トーンアップフェイススムーサーは、30~45°の角度でカミソリの刃を当てられるため、肌への負担を軽減し、滑らかにそることができます。
また、ハンドルには安定感があり、かつシリコンのすべり止めが付いているため、濡れた手でもすべりにくいです。
しっかりと握れるので、顔の細かい部分をそる際にもコントロールしやすいでしょう。
顔そりで毛が濃く見える理由には、毛先が平坦になることと、間違った処理方法により毛穴が開くことが考えられます。
張り手をして丁寧に深ぞりをしたり、処理後にしっかりと保湿したりすれば、毛が濃く見えるのを軽減できるかもしれません。
毛が濃くなって見えるのが気になる方は、正しい方法で処理をおこなって、ツルツルな仕上がりを目指してみましょう。